今回は、同心の着こなしについて。
同心と一言に申しましても、町方同心から八王子千人同心とか
いうのまで種類は様々のようですが、ここでは
南北町奉行の町方同心について語りたいと思います。
同心の恰好といえば、着流しに羽織てのが定番で、私も
ずっとそれでいいだろうと思い込んでいたのですが、どうも
町方同心の皆さんは、通常よりも短めの羽織を着用し
さらにその裾を帯にはさんで、かなりなミニにして着ていたようなのです。
とある本でそういう記事を読んでから、注意して時代劇などを見ると
確かに同心の皆さんは揃ってミニスカでした!
同心といえば江戸時代のポリス。
ということは、今も昔もポリスはミニスカなのね!
と妙な納得の仕方をしてしまいました。
いや~、これって時代劇好きには基本の「き」のような話ですが
私の場合、目からウロコでした。盲点でした。
で、何のためにそうしているかというと、これが謎。
時代劇では、割と若い同心がそのような着こなしをし
年長者は普通にしていることから、単なるお洒落なのか?
サッカーのユニフォーム、出す人と出さない人みたいなものなのか???
まあ、時代劇の時代考証も「見栄え>史実」なんで絶対正確ではないでしょうが…。
というわけで、同心はミニスカだと判明した今
兄上や帯刀さんたちにも早く着せてあげたいと思います。
それにしても、短い羽織を更にたくし込んでミニにするとは。
あんたら、女子高生か…。
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